ecology

1)ECO-NETによる実現化

地球環境問題の危機的な拡がりは建築、都市、環境産業に関わる様々なジャンルで、従来とはパラダイムを異にするエコロジカルな理念に基づいた環境創造手法が求められています。地球環境の諸課題に対応するエコプロジェクトに対する社会ニーズの高まりは今後10~20年の間に日本国内にとどまらず世界同時多発で展開してゆくに違いないでしょう。

 ECO-NETは、このような時代展望を背景として、プロジェクト毎にクライアントとエキスパートが連携し、エコビジネスのビジネスモデルを作り、21世紀の環境市場をターゲットとする事業の推進を目標としています。またプロジェクトの実現によるプロフィットをリスクとゲインに応じてフィードバックするマネージメントシステムを構築します。

 

2)ECOプロジェクトの提案

1-生態系保全開発(熱帯林保全とエコポリスの提案)

自律的な都市基盤により原生林や湖沼、山林などの自然環境と多様生物を保全しながら人間と野生生物とが棲み分けるエコロジカルな開発手法

2-グリーンインフラ(丘陵都市の提案)

都市、建築の屋上を緑の森とし、潜在自然植生と多様な生態系を回復するランドスケープアーキテクチュアの計画手法

3-地域風土の再生(南長崎2・3丁目街づくりの提案)

非個性的な近代都市建築様式の欠陥を是正修復し、地域の伝統に適合しつつ新しい時代の機能を付加し、アクティブに歴史的原風景を再生する計画手法

4-自律型建築(エコシェルター提案)

光や風、内外の自然と調和し省資源省エネルギーの技術を駆使して、高度情報機能や人工生態系をプログラムする建築デザイン手法

5-オーガニックハウジング(多世代融合住居の提案)

人間の都市生活を自然生態系の一部と捉え直し、子供から高齢者まで多世代が融合して居住できる、自由で快適な高密度集合住居の設計手法

6-サステナブルタウン(地域コミュニティ再生の提案)

食料、エネルギー、資源を循環利用し、地域のコミュニティを育みながら、職住一致のライフスタイルに対応する自律的街づくりの開発手法

7-SOHOシステム(職住一致ライフスタイルの提案)

インターネット革命によるネットワーク社会に求められるSOHOライフを支援する情報サポートを組み込んだ都市住居システム

8-エコプロダクツ

環境の時代のエコロジカルな製品、技術のアイデアを展開し、新しい環境ビジネスとして世界的な普及促進の実現化を目指す。  

 

3)実現の課題と対応するプロジェクト例

1)世界の人口増大にともなう森林と生態系破壊を抑止するだけでなく、再生するために、都市への人口集中を省エネ型とし多様な生物が共に棲息できる新しい環境の創造が課題となっています。

プロジェクト例

  1-生態系保全開発(熱帯林保全とエコポリスの提案)

  2-グリーンインフラ(丘陵都市の提案)

2)現代社会の欲望の肥大化による貴重な資源の浪費と汚染に新たな歯止めをかけ、都市と建築は自律型の構造への転換が課題となっています。

プロジェクト例

  4-自律型建築(エコシェルター提案)

  7-SOHOシステム(職住一致ライフスタイルの提案)

  8-エコプロダクツ

3)現代社会に見失われてきた本来の人間的な生活を回復し、地域コミュニティや教育などの再生が課題となっています。

プロジェクト例

  5-オーガニックハウジング(多世代融合住居の提案)

  6-サステナブルタウン(地域コミュニティ再生の提案)